私はこの仕事へ転職しました
転職前は予備校の職員(正社員)でした。
転職したのは42歳の時で、私立大学の職員(正社員)になりました。
予備校在職時は主に教室運営を担当していましたが、転職後は総務職を経て、現在は広報・学生募集を担当しています。
40代で転職した理由
教育関連の仕事を続けていきたいという意志はありました。
ただ、当時勤務していた予備校は、18歳人口減少の影響もあり、経営規模を縮小していく傾向にありました。
待遇面もあまりいいとは言えず、30代の職員が数人続けて退職していきました。
そうした状況の中で私自身も、現状及び将来への不安を持つようになりました。
50代になると自分の望むような形での転職は難しいという話も聞き、最後のチャンスと思い転職を考えるようになりました。
40代で転職を考えている方へアドバイス
40代になると、それまでと全く異なる仕事に就くことは難しいと思います。
例えば20代なら、不動産会社の営業からテレビ局のディレクターに転職することは可能かもしれませんが、40代の人間にとって、それは現実的ではありません。
40代で途中入社してきた者を、いちから育てようと会社はほぼ皆無でしょう。
そう考えると自分が培ってきた経験や知識をダイレクトに活かせる会社や仕事に絞って就職活動することを最優先すべきだと感じます。
転職活動で必要なこと
やはり出来るだけ多くの企業と接点を持つことだと思います。
前項で書いたようにこの年代での転職は、業種等があらかじめ絞られてしまうわけですから、あまり選り好みするのは得策ではないと思います。
もちろん、給与面等の待遇が極端に下がってしまうような会社まで視野にいれる必要はないと思いますが。
それと、40代であれば、家族を養う立場であることも多いと思うので、家族としっかり相談することも必要だと思います。
家族のバックアップがあれば転職が成功する可能性は高くなると思います。
ただ、最終的には自分の価値を常に高めておくことが成功の鍵かなと思います。
今取り組んでいる仕事で成果を上げることが、次の仕事に繋がることは間違いありません。
転職する間際に頑張るのではなく、今置かれている状況で、真剣に仕事をしていくことが重要なのではないでしょうか。