この仕事へ転職しました
様々な店舗を設計する設計士から、土地を探す、銀行からの融資を仲介する、開店後の経営を指南する飲食店コンサルタントへ転職しました。
40代で転職した理由
長年店舗の設計をしていると、開店後に流行るかどうかなどが経験則から分かるようになってきます。
会社の同僚よりも勉強熱心だった私は、設計以外にも各業界の専門誌や書籍を読んで勉強し、店舗に関する設計以外の分野にも理解が深めていました。
しかし、設計の職に就いている限りは、それらのことには一切触れることができずに、残念な結果に終わることが目に見えている店舗の設計も仕事として数多くこなしてきました。
しかし、仕事だからという理由で、始める前から施主が不幸になることが分かっている店舗の設計はとても虚しいものです。
様々な経験を積み重ね、自分の意見を押し通すだけの実力を身につけた今なら、最初から最後まで店舗に係る仕事に携わり、人の役に立つことができると思い、転職しました。
40代で転職を考えている方へアドバイス
40代での転職は、はっきりと2つに別れると思います。
希望通りの転職がおこなえる人、前職よりも悪い条件でしか転職できない人。
当たり前じゃないかという指摘もあると思いますが、若い頃の転職は希望通りの転職ができた人の中には必ず、年齢が若いからという理由で希望通りの転職ができた人がいるはずです。
40を越えると仕事の実力だけが評価されることになります。
転職先の業界で働く40代よりも、自分のほうが転職先にとって魅力的かどうかを知ることがとても大切だと思います。
転職活動で必要なこと
知識、技術、人脈、いずれにせよ転職先の会社から必要とされる魅力を十分に兼ね備えていることだと思います。
そして、その魅力は会社の売上に繋がることが容易に想像できることも。
まずは、自分自身の魅力は何かを整理し、その魅力の中から転職先の会社にとって必要となる魅力を見極めアピールすることがとても大切だと思います。