この記事では40代で転職を考えだした方のために書類のコツの話をしていく。
書類の前に重要な自己分析
40代になって自己分析なんて言われると思わなかった‥という方結構いるけど、書類が通らないのは自己分析が足りてない可能性が高い。
40代になると今まで携わった業界以外にも視野を広げて他業界で自分が活かせる所も考えると良い。
もともと商社で働いてたけど通信業界で活躍する人もいる。それぐらい畑違いでも問題ない。
そのためには自己分析で経歴と強みを洗い出すことだ。
履歴書は何を書くの?
履歴書のフォーマットは決まっていない。自作でもいいしWEBに転がってる物でもよい。転職サイトに登録してるなら、そのサイトの履歴書を使うと良いだろう。
履歴書に書くものは大体決まっている。
学歴・免許・資格・語学スキル
希望条件(年収・勤務地)
経験社数・直近仕事内容・勤務期間・事業内容・雇用形態・役職・当時の年収
趣味
志望動機は書かないほうが良い。
職務経歴書は何を書くの?
職務経歴書なので今までの仕事の経歴が主。
得意分野・経験
職務経歴の詳細(期間、業務内容、ポジション、チーム構成、金額)
自己アピール
面会の機会を頂ければと思います云々。
こちらも志望動機は書かなくてよい。人事は何十人も来る書類に目を通すのが大変。概要を左上に目に留まりやすく端的に強烈に書くことだ。
書類を通すために気をつけること
応募企業へ書類が通らない理由は3つあり、まずそこを把握。
- 求人情報の要件、仕事内容を求職者が把握していない
- 企業が求めてる人材と求職者の求めてる仕事のミスマッチ
- 応募の数が足りない、書類が下手
1.求人情報の要件、仕事内容を求職者が把握していない
1については登録している転職サイトのエージェントに詳細な求人情報をヒアリングして臨むと良い。(エージェントが把握してなければかなり痛い。優秀なスタッフがいる転職サイトを使おう)
じゃないと最初の時点で「この方の経歴とスキルではこの仕事は無理です」「それよりもこっちの人の方が適合しそうだ」となってしまう。
2.企業が求めてる人材と求職者の求めてる仕事のミスマッチ
2に関して1と似ている。一見するとお互いのギブ・アンド・テイクが一致しない。
これも転職サイトのエージェントとよく相談すること。もしミスマッチしているならそれでも自分が活躍できる理由を添えなくてはいけない。
加えてエージェントによる後押しも必要となる。上手に根回しすることだ。こちらから自分が活かせるフィールドを提案するぐらいの気持ちで。
3.応募の数が足りない、書類が下手
3は応募の数を増やすという事。10社出して1~3社面接の機会があれば良い方だ。40代になれば1社が関の山かもしれない。何しろ2のような事がよく起こるのだから。
20代~30代の転職希望者でも30社とか書類を出したりする。活動の仕方にもよるが40代も数を意識してもよい。
ただ好きでもない企業に書類だけ出すのは気が引ける‥それもわかる。書類を出して面接して話してみて、その後で良い会社だと気づき入社意欲が湧く事もある。そのようなやり方もあるという事。
選り好みしていては良い会社との出会いの機会は少ない。
書類が下手
これは上の履歴書・職務経歴書の書くコツを参考に。人事の目に留まるように意識。手書きでなくパソコンで。
志望動機なんていちいち書いてたら10社も出せないから書かない。面接で話せば良い。