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社会人経験を20年近く積んで、ここに来て公務員へ転職できないだろうかと考える40代は結構多くいます。

理由は様々です。

出来れば地域のため、市民のために熱意を持って奉仕の気持ちで働いて欲しいと願いますが、安定してるからという理由も多くあるのが現状です。

公務員に年齢制限は有るのか無いのか

さて公務員の一般採用試験(大学卒程度採用試験とも)に関しては年齢制限が見られます。各自治体によって上限が独自に定められています。30歳未満とする所が多いような気がします。

また一般採用試験ではなく「民間経験者採用試験」と言うものもあります。呼び方はいくつかあります。

民間企業等職務経験者採用試験/職務経験者募集試験/社会人採用試験など。

こちらの方は一般採用試験よりも年齢制限が緩くなっています。

40代で公務員に転職できるのは?

試験区分は2つですね。地方公務員国家公務員です。この2つについて解説します。

40代で地方公務員への転職

地方公務員は各自治体により受けられる年齢が決められています。自治体の募集を確認することです。民間経験者採用では30~50代など幅広く採用活動が行われているので、40代でも可能な求人が見つかる可能性があります。

学歴・年齢制限撤廃の枠が用意されている所もありますし、年齢制限無しでも直近5年以上の職務経験者という制限を課している自治体もあります。

地方公務員に関しては年齢や条件はまちまちなので各自治体の情報を入手することです。

40代で国家公務員への転職

国家公務員に関しては経験者採用試験の制度が変更になりました。この記事を書いてる最新情報(2016年)を記載します。

試験体系は4つ。①総合職試験 ②一般職試験 ③専門職試験 ④経験者採用試験

①②③に関しては概ね30歳未満を対象としています。①の中に社会人経験者の枠がありそれが40歳未満です。

40代での転職は④の経験者採用試験を受ける事になります。民間企業での係長以上職への採用を目的としたものです。こちらは年齢制限なしとなっています。

(参考:http://www.jinji.go.jp/saiyo/jinji_top/sinsikenqa.htm

昨今の少子高齢化、過疎化の流れ、団塊世代の定年退職を受けて年齢制限が緩和されつつある様子です。今後さらに年齢制限が外れる自治体が増えてくることでしょう。