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契約社員から正社員を目指しての転職活動、40代ということで体力的にも厳しくなってくる年齢を考えた時に、長く働ける職場を探し始めたのがTさん。

様々な葛藤の中から導き出した答えとは?

現在非正規で働いている方にも大きな助言となる事でしょう。転職に対する考え方、何を希望して職を変えるのか、人生の設計の仕方、とても見本になる部分が多いので是非参考にして下さい。

この仕事へ転職しました

スーパーマーケット、ドラッグストア、GNSでの家庭用品、寝具、インテリア等の販売の仕事から、医薬品等のルート配送兼ルート営業の仕事へ転職しました。

40代で転職した理由

私は契約社員で雇用されていました。

店舗での仕事は自分には合っていましたが、転勤を伴う働き方に正直疲れました

しかも全国転勤を伴うものでないと正社員として雇っていただけない、そのようなジレンマから正社員を目指して転職活動をしようと考えました。

それと自分の体力的なことと、地元の企業で末長く働きたいと思ったからです。

40代で転職を考えている方へアドバイス

管理職等の経験がないと年齢的になかなか転職先が決まらないことを覚悟しておくべきですが、挑戦することも大事かと思います。

転職先では新人ですから、覚えること以上に振る舞い方やその会社のカラー、ルールに自分がどう対峙してゆくか、どうしても入ってみないと分からない部分があり、そこがある種の賭けみたいなものです。

最近ではブラック企業なんて言葉をよく聞きますが、労働条件でのブラックな部分はインターネットを駆使すればある程度情報収集できますが、そこに働く人間の質、キャラクターまではわかりません。

人間関係を理由にまた転職する羽目にならない様にしたいものです。

転職活動で必要なこと

どの程度を成功と捉えるかによりますが、よほどのスキルや職位が自身に備わっていなければ、増収は見込めないと思います。

20代のようにがむしゃらに体当たりできる体力もないわけですから。

これらを踏まえて、給与、勤務地、休み等の条件面こちらをとるか、仕事の内容面をとるか、妥協点を設定しないといけません。

私の様に率い設定で早く決まって、これを成功ととるか、失敗ととるかの判断は世間体や周りの人間がするものではありません。
理想の転職を掴むには、何より自分との戦いになります。

 

Tさんの転職姿勢はとても謙虚という言葉が当てはまると思います。現在の置かれた状況を把握する能力にも長けていますし、40代という年齢を考えた時に、何を重視して何を捨てるかその見極めも参考になります。ネットを使っての情報収集力も見習いたいところです。また人間関係を理由に転職する人は、なんども転職を繰り返す傾向があります。そのような人はもう1度Tさんの言を確認してみてください。おのずとどうすれば良いかわかるはずです。

40代で非正規から正社員を目指す転職

会社に体力がない時代ですと正社員をちらつかせて契約社員や派遣で雇い続ける企業が多いです。この制度は法律で変わるかもしれませんがコストがかからないけど、正社員と同じ働きをしてくれる非正規の方を雇い続けたいのは企業側の隠れた言い分です。

そんな中での正社員を目指すのは2点考えてほしいです。1点目が縁故での転職です。つまり誰々さんの紹介で入れてもらうという事。もう1点は40代の転職サイトの利用です。(ハローワークでは厳しいと思います)転職サイトの中でも仲介をしてくれる人がいるサイトを使うのがおすすめです。企業との引き合わせを良い条件で行ってくれたり、連絡の仲介などもしますので活用したほうが良いのです。自分1人で活動するのは辛くなってくるのでアドバイスを貰いながら進めて下さい。