50代が転職する時にはどんなサービスを参考にできるでしょうか。
最近は50代の方でもスマホを使用したりしてWEBの転職サイト、サービスを利用する方が増えています。
50代の人が仕事を探す時には、ハローワークに行って情報を集めるのが常識ですが、ハローワークと民間の転職サイトでは載せられている情報に違いがあるので注意が必要です。
ハローワーク
ハローワークで扱っている企業は、求人の情報を出す時に費用が発生することは無いので、とりあえず多めに募集をかけておいて、書類選考や面接をしてよほど良い人材であれば、採用するかどうかを検討するというスタイルの企業もあります。
そのため、こちらは意気込んで面接に行っても、企業にとってはさほど採用する気が無いという場合もあるようです。
ただ中には適正な企業もあるので侮れません。特に地方で高卒、専門卒の方でも仕事を見つけやすい特徴があります。上手に活用されるとよいでしょう。
民間の転職サイト
対照的に、民間の転職サイトに求人を載せるのは無料ではできないので、転職サイトから紹介された人を採用した場合は、会社は転職サイトに対して、数百万円もの成功報酬を払わなければなりません。
そのため、求人を出す会社も本気で、会社にとってプラスになる人材の求人だけを載せています。
それで、求人の条件が自分に限りなく近ければ、面接に行った時点で採用される確率は高くなります。
リクナビ?DODA?
転職サイトでは、50代でもリクナビを利用することができ、リクナビは豊富な情報量や職域の広さが特徴なので、50代の転職で探すと求人数がたくさんあるので迷うこともありますが、確実に仕事を見つけることができます。
さらに、ネットだけで完結できるリクナビNEXTを使えば自宅に居ながらも仕事を探すことができ、毎日検索して半年くらいで内定できた人もいます。
また、DODAが取り扱っている50代の求人情報もたくさんあり、IT業界やオフィスワーク、販売や流通、サービス、製造など、あらゆる仕事を紹介してくれます。
50代で転職するときに、前と同じような仕事にするか、未経験でも歓迎な仕事に就くか、転職先の幅が広いので情報を見てからじっくりと考えることができます。未経験でも大丈夫な仕事もまれにあります。
DODAは情報の質と量がしっかりと揃っているサービスなので、50代の人にも人気があります。
場合によっては求人が無い覚悟を
「年齢制限が無い」ことをうたっているとはいえ、実際には年齢の壁は大きく立ちはだかります。50代の人材でも今まで管理職や役員などで活躍した経歴があればそのような企業からの募集に応募する事ができます。
一方でそのような経歴が無ければもはや介護、運転手、販売員などの「誰でも良いから応募してきて」といった求人になります。リクナビやDODAは比較的ハイスペックな人材向けの求人が多いでしょう。50代で平社員向けの求人は期待できないという覚悟をしてハローワークから仕事を探していくのもやむなしです。