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全く別の業界へ転身することに成功した40代のAさんの体験談を語って頂きました。

アパレルの営業企画という販売とは異なる職種ですので年齢に関わらず安定したポジションです。そこからの飲食業界への転身ですので相当の覚悟と決断があったことと想像します。そのような業界を飛び越えての飲食へ転職を考えている方へのアドバイスなども参考になるでしょう。

この仕事へ転職しました

アパレルの営業企画から飲食業界に転職しました。

20代半ばでスタートしたのでアパレル業界は長く携っていましたが、いろいろと考えることもありイチから再スタートすることにしました。

飲食業界は学生時代に経験したアルバイトでのものですので、基本的には素人同然からのスタートと言っていいと思います。

40代で転職した理由

それまでは食べ歩きしたり自分で料理するのは興味がありましたが、仕事として意識したのは40代になってからでした。

ただ年齢的に遅いということもあり、本当に決心したのはかなり後です。

アパレルの仕事でイメージ通りに行かなくなってきたジレンマがストレスになっていたので、他にやれる仕事は何だろう?と考えた末に出したのはイチから新しい分野に飛び込むことでした。

かなり迷いましたが、

5年後10年後を想像した時にどちらが後悔しないだろうかと自問自答した末の結論でした。

40代で転職を考えている方へアドバイス

40代前後だとそれ以降の人生設計についてある程度想像できる年齢でもあります。

ただ行き当たりバッタリで転職すると後悔するかもしれないというリスクは承知で実行する必要があります。

単純に20代で許される仕事と40代でのそれでは周囲の見方も異なりますし、仮に自分が勉強する気持ちでいても周囲からは物足りなく見られることだってあるわけです。

そんな環境下で自分らしさを発揮できるかどうかも転職する際には大事だと思うのです。

もし信念が揺らぐようなら今一度再考する必要があるでしょうし、実行するならそれなりの覚悟も必要かと思います。

転職活動で必要なこと

それまでのキャリアが活かせるのは有利ですが、それは必ずしも似たような業界内だけに限ったことではないと思うのです。

ただそれでも人として大事な部分はきっと共通していて、結局自分ひとりで働いているわけではなく、一緒に働く職場の人間に対して気配りがないと続かなくなってしまいます。

この歳になると自分よりも若い人も多いのが普通ですから、そういったことも踏まえた行動が必要になってきますし、やはり謙虚な姿勢でいるのが一番だと思いますね。

 

40代での転身は非常に勇気がいる事ですね。それでもAさんが成し得たのは明確なこれからの人生設計を考えたからでしょう。アパレルでの人生を考えられなかった事から思いつきではなく計画的に転職されたのだと思います。

Aさんも言われているように、転職の際にこれまでの仕事の経験が活かせる業界、職種ですと大きな変化の中でも転職しやすい状況が生まれます。企業の採用側もそのような経歴があるならウチの求人枠にフィットするかもしれないと思って採用を出してくれる場合があります。大きな職種変えの前段階で、ちょっと横の職種へという選択肢もある事を考えておくと良いでしょう。